二人の部屋作りと鴨川納涼床

ここんとこ、休みの日は何をしているのかというと、秋の結婚生活に向けての「巣作り」なのだ。
ヨメは、ウチの親と一緒に実家に同居してくれることになっている。
新居を構える事を思えば断然に楽なのだけども、それでも部屋単位での「お引越し」は発生するのだ。

もともと俺が使っているコックピット部屋は、一旦空っぽにして、ベッドを買って寝室に。
元々、妹が使っていた部屋で今はなんとなく空き部屋になっていた部屋を、夫婦の居住ルームへ。
ただ、それだけのことなんだけど。

そんなわけで、ここ最近は、休みのたびに部屋の片づけをしている。
休みが重なるなら、ヨメも来て手伝ってくれる。


夫婦のくつろぎ部屋の方は、現時点ではそんなに手を入れていない。
ここのインテリアはヨメが仕切るからだ。

ヨメはナチュラルでシンプルな部屋にしたいらしく、家具もソファも総取替えしたいみたい。
少しモッタイナイ気もしているが、イチから部屋作りをしたいヨメの気持ちというのもわからなくはない。

俺としては、この部屋にどこまで「俺の持ち物」を持ち込めるかを交渉することになる。
ヨメとの必死の交渉の結果として、パソコン一式と、本棚二つまでの領有が認められた。


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さっさとセッティングして既得権を主張しようと、パソコンとXbox360は移動させてみたのだけれど。
「そんなにスペースとるの?」
とヨメが渋い顔。
「モニターは二つ必要なん?大きいモニター一つでいいんと違う?」
「いや、片方のモニターはゲーム機と兼用だし‥」
「ゲーム機はテレビにつなげばいいやん?」
「でもー」

あ、なんかコレ、「事業仕分け」っぽい。
ヨメの顔が蓮舫に見える。

‥‥このあとスキャナーとプリンターとペンタブレットの持ち込みも主張しなきゃならないんだよなぁ。
あとノートパソコン(ネットブック)も。
ipodや携帯電話だって置き場所は意外にとるし、スペース足りないなぁ‥‥
ヨメもDVDプレイヤーやステレオコンポを持ち込むそうだし、今後、領土争いが激化しそうな予感。



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さらに、圧倒的に大変なのは、寝室の方なのだ。
なんせ元々がオタクの引きこもり部屋。
過去、あらゆる人間に「コックピット」呼ばわりされたくらい、狭いスペースにモノがぎっしり。
ここを空っぽにするのって大変だぁ。

ここは最終的には、ロフトベッドを解体して部屋をすっからかんにし、ダブルベッドとドレッサーを買う予定である。
今ある荷物の大半は、夫婦のくつろぎルームには持ち込めない。
オモチャ捨てて、本捨てて、アレもコレも捨てて、モノを減らして減らして、まだ多い。
よくもまあこんだけ詰め込んだものだ。
模造刀とかぬいぐるみとか変身ベルトとか、どうするよこんなん。





ヨメと二人で、メジャーで部屋のあちこちの寸法を計りまくって、家具のカタログを広げてはあーだこーだと言い合って。
そうこうするうちに夕方になったので、オカンも連れて、食事に四条河原町に出てみた。
オカンが「美味しい水餃子を食べたい」と言い出したからである。
中華料理の美味しい店なぁ‥‥と少し考えて、四条大橋のたもとの北京料理店「東華菜館」に行ってみる事にしたのだ。

このお店はバロック調の重厚な洋館で、なんか俺の小さい頃からずっとある。ていうかオカンの小さい頃からある。
(今調べたら、開店は昭和20年だし、建物に至っては大正15年にできたそうだ。)
京都の老舗中華料理屋さんなのだ。

予約無しでフラリと行ったところ、「満室なので床の席しか空いていません」とのこと。
おお、「床」!!
そういやそんな季節だった。

鴨川納涼床。
夏場のみ、川に面して設えられた屋外席で、川風に吹かれながら料理を楽しめる。
季節的にはもう少し暑くなってからの方がいいっちゃいいんだけど、まぁせっかくの床が予約なしで楽しめるのだ。
ラッキー。


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「ま、おつかれー」
川風に髪をなびかせながら、乾杯。
んー。夕涼みの風が気持ちいい。



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中華料理は久しぶり。
大皿料理を単品でアレコレ頼むと、結局高くつくのと、三人ではあまり沢山の料理を楽しめないだろうとの判断で、コース料理にした。
一人5000円で、全8皿。
鶏肉のオイスター炒めと、フカヒレのスープが美味しかったなぁ。
水餃子ももちろん、プリプリで美味。


床の上から下を見下ろすと、鴨川名物、等間隔で座るカップルたちが。
「あれは、なんなんやろうね。」
高槻市民であるヨメが不思議そうに言う。
うん、そんなこと聞かれても、俺にもわかんない。

「アンタらも座ってくるかぁ?」
オカンがそう言ってケタケタ笑った。

「アレが許されるのは20代前半まで!!」
もうウチら、そろそろアラフォーやっちゅうねん。



‥‥俺と、ヨメと、オカンと。
これが新しい家族になるのだなぁ。

そんなことを考えながら、グイとビールを飲み干した。



ちなみに代金は全額、俺持ち。
こないだ救急車騒ぎで心配かけたお詫びに、とのことだ。ええー!?


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この記事へのコメント

ブキ
2010年06月07日 15:14
心配掛けた分、支払いは当然やわ。
彼女さん、優しい素敵な女性やなぁ~って思います。同居してくれるなんて、恵まれてる!!絶対、どんな時も彼女さんの味方でいてくださいね。

いつまでも家族仲良く、夫婦loveloveで、おシアワセに♪♪(*´∇`)
2010年06月10日 01:48
まぁ、恵まれているんでしょうねぇ。
俺も彼女も、少々晩婚気味なんですが、こんな人がこの歳まで独身で残っていてくれて良かったなぁ‥ってのは失礼な物言いになるんでしょうけれど。

新しい生活まであと五ヶ月ですわ。
不安もあるけれど、きっとなんとかなる‥かなぁ。

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