婚約指輪を買いに

伏見稲荷を堪能した後は、京阪電車で三条に出て、ジュエリーショップ「俄」に向かった。
俺は一昨日に下見を済ませてあるので、「こっちこっち」と彼女を引っ張っていく。
富小路三条、はちみつ屋「ミール・ミィ」のとこを北に上がってすぐにある、シックなビルが「俄」の本店だ。


高級感溢れる内装の店内には、ズラリとショーケース。そしてケースの中にはさまざまなデザインののリングが煌いていた。
「うっはー。すごいねぇ。」
彼女は、実のところ指輪はほとんど着けないし、こういうエンゲージ&マリッジリング専門のお店に入るのは初めてだとの事。


前もって電話で来店を告げておいたので、一昨日に俺が下見に行った際に応対してくれた店員さんが、待ち構えてくれていた。
おおよその希望・条件・あと予算も告げておいたので、オススメの指輪をいくつもチョイスしておいてくれていたのだ。

なので、指輪選びは比較的スムーズに進んだ。


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最初に決まったのは、結婚指輪だ。
これについては、カタログで既に「これがいいね」って決めてあった。
「京都・嵯峨野の竹林」をイメージしたデザインの「嵯峨野」だ。
(ちなみにこの「俄」さんは京都のショップなので、指輪の名前が全部こういう感じ。)

竹の節のようなデザインの真ん中に、ゴールドのラインが一本。
結婚という節目を記念してウンヌン‥‥と店員さんが説明してくれてたが、まぁそんなのはどうでもいいか。

嵯峨野の竹林はこないだ二人で歩いた、思い出の場所の一つでもあるし。
マットな表面仕上げも派手すぎず、いい感じ。
歳とっても着けていられるだろう。



次に決まったのが、婚約指輪‥‥ではなく、スィートテンダイヤモンド。
「なんでやねーん!」

「いやだってほら、「嵯峨野」と重ねて着けるとピッタリやよ。きらきらー♪」
ダイヤモンド10個ついてりゃそりゃキラキラするわ。

「それはまぁ、10年後に買ってあげなくもないけどさー」
俺が言ったら
「10年後のお買い上げ、ありがとうございます。」
店員さんがうやうやしく頭を下げやがった。
ノリいいなアンタ。



いつのまにか10年後にスィートテンダイヤモンドを買わされる約束までしてしまって、ようやく婚約指輪なのだ。
彼女の希望は、ダイヤが飛び出さない、埋め込みタイプのシンプルなリング。
石が何かに引っかかるのがイヤなんだと。
で、指の肉がムニュッとならないような細身のデザインで。


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いくつか試着して、決まったのが「」。
真ん中のダイヤを、繊細な曲線で包み込んだようなデザインのものだ。
ちなみに、このデザインでサイドに小さいダイヤを散りばめると「暁星」と名前が変わるみたい。
(そっちは「派手すぎる」と却下。)


何十種類とリングがあるのに、わりとすんなり「コレがいいー」と彼女が決断したので
「本当にいいのか?もっと色々見てからでも‥‥」
と水を向けると
「いや、これにピンと来たんやよ。コレが一番や。」
と、気に入った様子。なら、いいか。



さて、結婚指輪と違って、婚約指輪はここからもう一つ決めなくちゃいけないことがある。
指輪に乗っけるダイヤのことだ。

婚約指輪については前もって、「デザインは彼女が決めるが、ダイヤは俺が決める」と取り決めておいた。
まぁだって、俺が彼女に贈るものだからなぁ。

それに、ダイヤって指輪の価格に直結する部分だしね。
ちょいと生々しい話になるから、このあたりは彼女に見えないところで話をつけたかった。


「あっちにファッションリングもあるよー、見ておいでよ」
とかなんとか言って彼女を席から引き離しておいて、そのスキに店員さんとダイヤの品定めだ。

もちろん、彼女だってアホの子ではないので、「そういう話をするのだな」とわかっちゃいただろう。
そこら辺は暗黙の了解。


カラット、カラー、クラリティ、カット。
さてさて、どうしよう。
シンプルなデザインだから、ダイヤ小さすぎると格好悪いが大きすぎるのも下品な気もする。
やはり予算の都合もあるし‥‥
ぶっちゃけ、店員さんはやはり商売なので、より「いい物(=高い)」を売ろうとするし。
見栄もあるけど、分不相応なもの買っても喜ばれはしないだろうしなぁ。(むしろ怒る)

結局、彼女が「コレがいい!」と選んだ「見本」からあまりイメージが変わるのも良くないだろうってんで、見本品よりはうっすら(0.2カラットくらい)大きめで、品質もそこそこのダイヤをチョイス。
ついでに刻印のメッセージなんかも決めて、頭金を支払ってコレで商談成立だ。


「決まったんー?」
終わった辺りで、彼女が店員さんに連れられて戻ってきた。
「ああ。」
「無理はしてない?」
「予算の範囲や。」
「ならいいけど。ありがとね。」

あとは結婚指輪の方の料金支払いや刻印決めなど。
ちなみに結婚指輪は「お互いに相手の分を買う」形にした。


婚約指輪の受取日は6/9日。
結婚指輪の方はそのまま半年ほどお店に預かってもらうことにした。



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5/2にうちのオカンと彼女の両親の顔合わせのお食事会をするんだが、もちろんその席に婚約指輪は間に合わない。
でも、「その時に箱だけでもあると誠意が見せられて良いですよー」と店員さんが言うのだ。
そんなもんかねぇ、とは思ったが、一応、婚約指輪の箱とダイヤの鑑定書だけ受け取ってきた。
まぁ話のネタにはなるのかもしれないな。



思ったより早く指輪選びも終わったんで、割と時間が余った。
ゆっくり食事でも‥とは思ったんだけど、あまりお腹はすいていないのだ。
伏見を歩き回ったんで、足が疲れてはいたけどさ。

お茶でもしようか?ということで、久しぶりに四条木屋町の「ソワレ」へ。


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せっかくのソワレだから、相方は名物のゼリーポンチを。俺はゼリーワイン(ゼリーポンチにワイン入ってる)にした。
蒼い照明の中、カラフルなゼリーがキラキラと映えて、綺麗だ。

たまにはこういう気取った時間もあっていい。
まったりと、今日のアレコレや、未来のアレコレを話し合い。

口を少し尖らせて、ちゅるんとゼリーを吸い込んだ彼女が
「んー」
と眼を細めたのを見て、俺が
「お猿さんみたいやで」
と言ったら
「今、『幸せだね』って言おうとしたのに!!!」
ってメチャクチャ怒られたわけだが。

そういや朝、鍼治療の時にK君に
「B型の人は、コレ言ったら相手が怒るとわかってて、それでも言うからなぁー」
って言われたところだったわ。

いやまぁ、照れ隠しということで。

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この記事へのコメント

2010年04月26日 14:38
前記事に先にコメントしてしまいましたーー(*^_^*)
改めまして、こんにちは。御婚約、おめでとうございまーーす!!
゚+。(*′∇`)。+゚まるで、ドラマのワンシーンを見てるような、シアワセな情景が目に浮かびました。
末長く、可愛い彼女さんとお幸せに♪♪
2010年04月26日 15:19
ありがとうございます。
なんだか急に話が動いてしまって、バタバタとしてます。
数ヶ月前まで、こんなことになるとは思ってなかったのでビビりつつも、まぁなんとか二人で話し合って話を進めていってます。
あとは両家の顔合わせが終われば、式当日までは衣装合わせくらいで、のんばりした時間を過ごせるのかな。

ちなみに、「男の人が前もって下見に来たり、一緒にお店に来て指輪を選んだりってのは珍しい」って店員さんに褒められたんですが、そういうもんなんですかねぇ。

6/9に婚約指輪を彼女に渡すんですが、その日は僕の誕生日なんですよ。

そういえばどこで指輪渡せばいいんだろ。
どこか静かなレストランでも探さなきゃなぁ‥‥
ブキ
2010年04月27日 12:45
うわぁ~めっちゃロマンチックですね゚+。(*′∇`)。+彼女さん、シアワセやわ~
あまり緊張し過ぎないよーにね(^.^)bがむば♪♪

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