体調不良で大ラッキー
今日は本来なら、ペーパードライバー教習の初日‥‥の筈だった。
いや、クルマ買うに先立って、練習しとこうと思ってね。
だったのだが、お昼前に目覚めるなり、猛烈な「めまい」と「嘔吐感」。
頭はシャッキリしているのに、視界がグルグル回って立っていられないのだ。
「なんだこれ?」
しばらく横になってても眩暈はおさまらず、やむを得ずペーパードライバー教習は一旦キャンセルに。
で、キャンセルの電話のついでに思い出した。
「そうだ、結婚式場の本契約をしておかないと。」
実は夕べのうちに、ウチの親からも、彼女の親御さんからも、結婚式の式場および日時についてはそれでOKとの返事をもらっている。
なので、一週間以内に本契約すればいいんだけれど、忘れないうちに連絡しておこうと思ったんだ。
果たして、結婚式場に本契約に移行してくれ、との旨を伝えると、新郎か新婦どちらかの印鑑と手付金が必要だという。
えー?昨日はそんな事言ってなかったんと違うか?
とは思ったんだけど、でも確かに、契約にはハンコは必要なのだ。
俺の次の休みを待っていては、仮押さえの期日を過ぎてしまう。
次の土曜日か、日曜日に彼女にハンコ押しに行ってもらうという手もあるが、彼女に「手付金50000円、払っておいてよ」とは言いにくい。
きっと彼女は、あとから俺が50000円返そうとしても受け取らないだろうし。
こんなことなら、昨日、仮押さえじゃなくて本契約しておくんだった。
幸い、教習所をキャンセルしたんで、俺の方には時間はある。
俺が今から行ってこよう。
眩暈は酷いんだが、タクシーでひとっ走り京都駅まで行ってハンコ押して帰ってくるくらいならできるだろう‥‥
と、思ったんだけど。
着替えているうちに猛烈に吐き気がして、トイレで嘔吐。
しかも足元がグラグラ。
こりゃヤバいってんで、格好悪いが、居間でくつろいでいたオカンに頼んで付き添ってもらうことにした。
オカンは「式場より病院やろ!!」って言っていたが、今日、ハンコ押しておかないと後が面倒なんだってば。
まぁ、ウチの親も「マリアージュグランデってどこや!?」とか言ってたので、結婚式場の場所を知ってもらうのも悪くないだろう‥‥
そう思って二人で外に出かけると、もうすぐ4月だというのに、真冬のような大雪が!
タクシーの運転手さんもビックリするような降雪でやんの。
‥‥この雪では、眩暈と吐き気を無理してペーパードライバー教習を受けに行っていたら、きっと散々な目に遭っていただろう。
キャンセルして正解だったか‥‥。
俺ってなんだかんだで運がいいのかなぁ‥‥って思っていたんだが、この後、さらなる偶然が。
たまたま式場に顔を出していた「マリアージュグランデ」のお偉いさんと、ウチのオカンが古い友達だったのだ(苦笑)。
「あれー、30年ぶりやんなぁ。こんなところで会うなんてー」
「いやあ、変わってないなぁー。なに、息子さんの結婚式?」
ハンコ片手に書類を仕上げつつ、担当さんの説明を聞く俺の隣で、ワイワイキャッキャッと談笑してやんの。(担当のスタッフさんも、気が気じゃないよな)
オカンとお偉いさん(当時は別の仕事をしていたらしい)は、昔は良く一緒に夜遊びした仲なのだそうだ。
‥‥しかし30年振りて。
正直、ちんまりとした挙式で、全然儲からない客なのに‥‥
「わかった。息子さんの挙式はボクがきちんと仕切らせてもらいます!!」
ってお偉いさんに胸を叩かれてしまった。
なにそれ。
いや、コネによる割引や特別扱いは微塵も期待していない。
便宜を図ってもらおうとは思わないが‥‥
ただ、オカンが「○○さんが面倒見てくれるなら、結婚式も大丈夫やなぁ」って安心してくれたのが一番大きい。
まぁ、京都人の内輪主義というものかも知れないが、そういうもんなのだ。
あ、もちろん式場の予約については、ちゃんと契約してきたよ。
‥‥帰りのタクシーの中では何故かケロリと眩暈も吐き気もおさまってやンの。
「つまりやな。」
「うん?」
「本当なら、俺は、大雪の中、教習所で悪戦苦闘した挙句、結婚式場の本契約をどうしよう~ってオロオロしていた筈なんだ。」
「そやな。」
「眩暈がしたおかげで、今日のうちに本契約のハンコを押せた。しかも、ちゃんと歩けなかったおかげで、オカンを連れて行く事になって、結果、お偉いさんにコネが出来た。」
「そうや」
「‥‥なんだかなぁ。」
運が強い、と言っていいのかどうか。
「それだけ、ご縁があったんやって。」
「縁、なぁ‥」
確かに、こと彼女との結婚話に関してだけは、トントン拍子に進むし、あらゆるトラブルが向こうから逃げていく感じではある。
式場のお偉いさんの話では、俺が希望日に予約を入れられたのも、あと少し遅かったらアウトだったそうだし、あらゆる面で「ついている」のだ。
だが、なぁ。
原因不明の体調不良のおかげでラッキーだった、となると、さすがに少しオカルトめいているよなぁ。
今度、先祖の墓参りに行って来よう。
いや、なんとなく。
いや、クルマ買うに先立って、練習しとこうと思ってね。
だったのだが、お昼前に目覚めるなり、猛烈な「めまい」と「嘔吐感」。
頭はシャッキリしているのに、視界がグルグル回って立っていられないのだ。
「なんだこれ?」
しばらく横になってても眩暈はおさまらず、やむを得ずペーパードライバー教習は一旦キャンセルに。
で、キャンセルの電話のついでに思い出した。
「そうだ、結婚式場の本契約をしておかないと。」
実は夕べのうちに、ウチの親からも、彼女の親御さんからも、結婚式の式場および日時についてはそれでOKとの返事をもらっている。
なので、一週間以内に本契約すればいいんだけれど、忘れないうちに連絡しておこうと思ったんだ。
果たして、結婚式場に本契約に移行してくれ、との旨を伝えると、新郎か新婦どちらかの印鑑と手付金が必要だという。
えー?昨日はそんな事言ってなかったんと違うか?
とは思ったんだけど、でも確かに、契約にはハンコは必要なのだ。
俺の次の休みを待っていては、仮押さえの期日を過ぎてしまう。
次の土曜日か、日曜日に彼女にハンコ押しに行ってもらうという手もあるが、彼女に「手付金50000円、払っておいてよ」とは言いにくい。
きっと彼女は、あとから俺が50000円返そうとしても受け取らないだろうし。
こんなことなら、昨日、仮押さえじゃなくて本契約しておくんだった。
幸い、教習所をキャンセルしたんで、俺の方には時間はある。
俺が今から行ってこよう。
眩暈は酷いんだが、タクシーでひとっ走り京都駅まで行ってハンコ押して帰ってくるくらいならできるだろう‥‥
と、思ったんだけど。
着替えているうちに猛烈に吐き気がして、トイレで嘔吐。
しかも足元がグラグラ。
こりゃヤバいってんで、格好悪いが、居間でくつろいでいたオカンに頼んで付き添ってもらうことにした。
オカンは「式場より病院やろ!!」って言っていたが、今日、ハンコ押しておかないと後が面倒なんだってば。
まぁ、ウチの親も「マリアージュグランデってどこや!?」とか言ってたので、結婚式場の場所を知ってもらうのも悪くないだろう‥‥
そう思って二人で外に出かけると、もうすぐ4月だというのに、真冬のような大雪が!
タクシーの運転手さんもビックリするような降雪でやんの。
‥‥この雪では、眩暈と吐き気を無理してペーパードライバー教習を受けに行っていたら、きっと散々な目に遭っていただろう。
キャンセルして正解だったか‥‥。
俺ってなんだかんだで運がいいのかなぁ‥‥って思っていたんだが、この後、さらなる偶然が。
たまたま式場に顔を出していた「マリアージュグランデ」のお偉いさんと、ウチのオカンが古い友達だったのだ(苦笑)。
「あれー、30年ぶりやんなぁ。こんなところで会うなんてー」
「いやあ、変わってないなぁー。なに、息子さんの結婚式?」
ハンコ片手に書類を仕上げつつ、担当さんの説明を聞く俺の隣で、ワイワイキャッキャッと談笑してやんの。(担当のスタッフさんも、気が気じゃないよな)
オカンとお偉いさん(当時は別の仕事をしていたらしい)は、昔は良く一緒に夜遊びした仲なのだそうだ。
‥‥しかし30年振りて。
正直、ちんまりとした挙式で、全然儲からない客なのに‥‥
「わかった。息子さんの挙式はボクがきちんと仕切らせてもらいます!!」
ってお偉いさんに胸を叩かれてしまった。
なにそれ。
いや、コネによる割引や特別扱いは微塵も期待していない。
便宜を図ってもらおうとは思わないが‥‥
ただ、オカンが「○○さんが面倒見てくれるなら、結婚式も大丈夫やなぁ」って安心してくれたのが一番大きい。
まぁ、京都人の内輪主義というものかも知れないが、そういうもんなのだ。
あ、もちろん式場の予約については、ちゃんと契約してきたよ。
‥‥帰りのタクシーの中では何故かケロリと眩暈も吐き気もおさまってやンの。
「つまりやな。」
「うん?」
「本当なら、俺は、大雪の中、教習所で悪戦苦闘した挙句、結婚式場の本契約をどうしよう~ってオロオロしていた筈なんだ。」
「そやな。」
「眩暈がしたおかげで、今日のうちに本契約のハンコを押せた。しかも、ちゃんと歩けなかったおかげで、オカンを連れて行く事になって、結果、お偉いさんにコネが出来た。」
「そうや」
「‥‥なんだかなぁ。」
運が強い、と言っていいのかどうか。
「それだけ、ご縁があったんやって。」
「縁、なぁ‥」
確かに、こと彼女との結婚話に関してだけは、トントン拍子に進むし、あらゆるトラブルが向こうから逃げていく感じではある。
式場のお偉いさんの話では、俺が希望日に予約を入れられたのも、あと少し遅かったらアウトだったそうだし、あらゆる面で「ついている」のだ。
だが、なぁ。
原因不明の体調不良のおかげでラッキーだった、となると、さすがに少しオカルトめいているよなぁ。
今度、先祖の墓参りに行って来よう。
いや、なんとなく。
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