結婚式場の見学へ行ってきた

親に叱られたのである。
「6月から動く、って、そんなモタモタしてたら、結婚式場なんかすぐ予約が埋まってしまうで。」と。
希望する日に挙式できなくなっても知らへんでぇ、と脅かすのだ。
カレンダーと俺の勤務スケジュールを照らし合わせて、
「11月の、この日曜日に結婚式をやりたいなぁ‥‥いやむしろ、この日が予約取れなかったら年内挙式も危うくなるなぁ‥‥」
‥‥なんて思っていた矢先の、親の言葉だった。


いつもなら、「5月まではそっとしておいてくれって言うたやろ!!」って反発したかも知れない。
でも、カレンダーで「この日がいい、いやむしろ、この日しかない!」と選んだ日付が、たまたま「大安」だったのだ。
加えて、10月11月は結婚式が一番多いシーズンだとの情報も。
そんなん知らなかった。
6月が多いのかと思ってたよ。


さすがに俺も不安になった。
ふむぅ。
まだ7ヶ月以上あるのになぁ‥‥とは思いつつも、まずは式場だけでも押さえておいたほうが安心なのか。
俺としては、彼女のご両親に結婚の報告をしてから‥‥と思っていたんだが、そうも言っていられないようだ。


そんなワケで、前日に慌てて式場見学を申し込み、今日、彼女と二人で、京都駅の結婚式場「マリアージュグランデ」に行ってきたのだ。
彼女も実のところ、同じようなことを親御さんや弟夫婦から言われていたらしく、「そうやんなぁ」と二つ返事で急なお誘いに応じてくれた。


式場については、いくつか選択肢はあったものの、ほぼ「マリアージュグランデ」になるだろうなぁという考えは最初からあった。
ウチがセレマの互助会会員だから。

セレマ系列の「マリアージュ」なら、会員割引がある上に、積立金を挙式費用に当てることもできるしね。

京都駅の「グランデ」か、二条城のチャペル「セントアベニール」の二択かなぁと。
で、とりあえずグランデに来てみたというワケだ。

マリアージュグランデは、京都駅アバンティの7F、8Fにある結婚式場。
昨日、下見の予約していた旨を告げると、式場のスタッフさんはとても丁寧に対応してくれた。


まずはサロンに通されて、カタログ広げての説明だ。
出されたお茶を飲みながら、パンフレットに眼を通す。


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まず、日時については、ギリギリ(本当にギリギリ!)、希望の日時が空いているとの事。
危ねぇーっ!!

「で、どのような挙式をご希望ですか?」

なにせ、あんまりオリジナルな趣向を凝らしたりするつもりはなく、家族だけで、ちんまりとした挙式がやりたい。
新婦はウェディングドレスが着られたら、それでいい。
シンプルでミニマムな式を、と希望した。

その他、何枚かの書類に氏名などを書いて渡すと、スタッフさんが登録してくるからとしばらく席を外した。


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ふああ、と少し伸び。
打ち合わせ用のサロンだが、ぐるりと見渡すと、キラキラと絢爛な内装の‥‥まあ、なんというか「結婚式場だなぁ」という感じの空間だ。
彼女は、パンフレットの「ウェディングドレス」のページを食い入るように眺めていた。

「あくまでも見学だから、ここに決める必要は無いからな。」
と耳打ちすると、
「でも、場所も便利やし、ここでええよ。せっかく日時も空いているんやし。」
と、ニコニコと言われた。

「それに、どのみちシンプルな地味婚やから、どこでやっても一緒やって。」
「あんまりこだわらへんのやなぁ」
と、俺が言うと、彼女は急に真剣な顔をして、こう告げた。

「ワタシがこだわるのは‥‥ウェディングドレス、そして新婚旅行ッ!! そこは譲らないからねッ!!」

‥‥まぁ、いい。こだわれ。


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続いては、式場見学だ。
スタッフさんの後ろについて、広いフロアをぐーるぐる。


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ここが、チャペル。
‥‥一年ちょっと前、妹が「マリアージュ玉姫殿」で挙式をしているんだが、そこのチャペルとほぼ同じ造りかなぁ。
こっちの方が少し広くて豪華だけれど。


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つぎに披露宴会場。
「いやいやいや、10人足らずの会食にこんな部屋いらないですよ!」
「そこは、仕切りなど用意して、ゆったりとした空間を演出しますからー。」


あとは、一応、和式の神殿結婚式場や、写真撮影のスタジオ、親族の控え室など一通り見せてもらった。
当然、その間もどこかの誰かさん達の結婚式も執り行われているわけで、途中、ドレス姿の花嫁さんとすれ違ったり。
彼女のテンションがメキメキと上がる音が聞こえるかのようだ。


最後に、いよいよ衣裳部屋。
「こちらではだいたい、式の2ヶ月前に衣装合わせを行います。」

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‥‥ズラリと婚礼衣装が吊るされた一室だ。
ああ、彼女の鼻息が荒い。

「痩せないと!ダイエットしないとッ!ほらアンタもねッ!!」
「あー、俺、マタニティ用でいいわー。」
「そんなものは無いやろ!!」


見学の終わったあとは、またサロンに戻って、具体的な細かい説明と、お金のハナシ。
見積もりを出してもらうのだ。

「‥‥ドレスは、基本的に自由に選べますが、神田うのさんデザインのドレスですと差額○万円を頂く事になります。」
スタッフさんが言う。確かに、パンフレットに神田うののページがあった。

「うの代ですか。」
「‥うの代ですね。」
スタッフさんが苦笑した。


「チャペル婚やと、神父さんや聖歌隊の費用もあるんやねぇ。」
見積書を眺めつつ、彼女が言った。
「へ、聖歌隊!?」
「そりゃ、歌ってくれるんやよ。」
「バージンロードに並んで、「セ、はセレマのセ♪」とか?」
「そんなんと違う!」

‥‥いやまぁ、緊張すると笑いを取りに行きたくなるタチなんですよ。



引き出物やら花代やら、イロイロぜーんぶまとめて、見積もり総額、およそ○○万円。
そこからセレマ会員割引が20%引きくらいあって、さらに積み立て金を費用に充てるとなると、結局トータルではビックリするくらい安い支払い額になった。
「あれ?こんなんでいいの?」っていうくらいの金額。
もちろん、指輪代や新婚旅行代は含まれないんだが、それでも、かなり当初の予算が余るまくる感じー。
ミニマムな挙式なら、そんなにかからないものなのだなぁ。

「ええのか?少しくらい、オプション的なものをつけてもいいで?」
「そんなん要らんよ。ワタシはこれがいい。」
「そうか。」
「‥‥こういう式がええねん。」
気がつけば、彼女の瞳がウルウルしていた。


その場で本契約しても良かったんだが、彼女の両親に結婚の報告もしないうちから「結婚式場予約してしまいましたぁー」ってのもマズいからということで、仮押さえだけして帰ることにした。
どのみち一週間以内に本契約しなきゃいけないんだけど。


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それから俺の家に帰ってからがさぁ大変。
彼女と二人で、ウチのオカンに結婚報告をして、あとはカレンダーめくりながら今後の日取りをてんやわんやと。

「まずはオマエん家のご両親に挨拶やんなぁ」
「それから両方の家の顔合わせはどこでやろう?」
「ゴールデンウィークのこの日はどうだ!?」
「でもそれ旅行の前の日やよ!?しかも夜勤明けやし」
「いや、旅行の前にハナシは通しておいた方がいいだろー」

‥‥大変だー。

6月から動き出す、どころか、急にバタバタし始めてしまった。
ドミノ倒しの最初の一押しを押してしまったかのようだ。

夏ごろまではバタバタし続けるのかなぁ。
そしてあっという間に秋が来て、彼女が嫁に来る。

‥‥大変だー。








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