りんごバトル再び 今度はムースだ

昨日、オカンとバイクで出かけてイオンモールで買物してた時のこと。
青果売り場で「紅玉」を見つけた。
酸味の強い、お菓子向けの林檎だ。
「このあいだはあまりアップルパイ向きではないリンゴを使わざるを得なかったけれど、本当はアップルパイにはこのリンゴを使うのがいいねん」
なんてウンチクを言いながら、紅玉リンゴを買おうとしたら。

「ああ、買わんとき。あの時のリンゴ、またもらって来てあるから。」
「なーにー!」

オカンはリンゴのシャリシャリ感が嫌いで、生では食べてくれない。
だから親戚からもらったリンゴを前回はアップルパイにしたんだけれども。

何故またもらってくるんだ。

「またアップルパイ焼いてくれたらええねん」
「‥‥そんなにアップルパイばっかり焼くのは嫌だよ」

仕事ならともかく、こちとら趣味でやってることだ。
同じお菓子をそうそう連続で作ってられん。
そもそもアップルパイは過去何度も作ってるし。


だったら、どうするべえ。
どのみち林檎は使わなきゃ痛む。
アップルパイ以外にリンゴのお菓子‥‥
タルト、焼きリンゴ、コンポート、いっそジャムにしてしまうか‥‥



アレコレ考えた末、今回はリンゴのムースにすることにした。
理由は、ムース系のお菓子ってまだ作ったことがなかったから。
よくわかんないが、メレンゲと生クリームと混ぜてゼラチンで固めりゃいいのだろうか?



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とりあえずリンゴ切らなきゃ話にならぬ。
今回、オカンが貰って来たのはまたしても3個。
「むつ」か「ゴールデンデリシャス」かわかんないけど、果汁たっぷりで蜜入りのいいリンゴだ。

どうせ後でピューレにしちゃうので、適当にザク切り。
おおっと、1/3個くらいは櫛切りにして別に小分けしておかないと。
この別働隊は他の用途がある。



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ぐつぐつぐつ。
ムースの場合さっぱりデザートにしたいので、少量の水とザラメとレモン汁で煮る。
甘さは控えめにー。



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そして別働隊の櫛切りリンゴはもう一個の鍋で、剥いたリンゴの皮と一緒にワインとグラニュー糖でぐつぐつ。
林檎の皮を煮るのは始めてだ‥‥と思ったが、若い頃にアップルティーを作ろうとして煮た事があったな。
あの時はお湯の量に対して林檎の皮が少なすぎて、全然ダメだったけど。



おおっと忘れちゃいけない。
ムースケーキにゃ土台が要るんだった。

土台はスポンジじゃなくてブラウニーにした。
ちょいと横着して、ブラウニーミックス粉を使用。
タマゴとバターと牛乳混ぜて焼くだけでブラウニーになるスグレモノだ。


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半分の量で薄べったいブラウニーを焼き上げたら(薄いからすぐ焼ける)
型より一回り小さく包丁で切ってやる。
ブラウニーなので丁度はじっこのカリカリした部分を切り落とす事になってしまった。
ここが美味いのになぁ。
ポリポリ。



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煮あがったリンゴは‥‥裏ごししろ、とレシピには書いてあるが‥‥
裏ごしは疲れるからなぁ。
俺には文明の利器がついているんだ。
フードプロセッサー、GO!

わはははは。一瞬でドロドロのビューレになった。
とりあえず粗熱とって冷蔵庫ね。


ゼラチンを水でふやかし始めたら、いよいよムースっぽい作業に移ろうか。
ハンドミキサー、準備オーケー!(ちゃきーん)


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卵白二つをがっつり泡立ててメレンゲに。
続いて生クリームも七分立てくらいに泡立てて。
白いフワフワの入ったボウルが二つできた。


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リンゴピューレと、ホイップクリームと、メレンゲと。
この三つ混ぜ合わせてゼラチン入れて、ブラウニーの土台を敷き詰めた型に流し固めれば、まあムースケーキにはなるんだと思う。



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実際やってみると、リンゴのピューレのキメが思っていた以上に粗くて、果肉感丸出し。
思ったよりブツブツした生地になったなぁ。
なんつーか、フルーチェみたいだ。
リンゴはいっそ絞ってジュースにしちゃえば良かったのかなぁ。

ま、ちょいと生地をなめてみた感じでは味は決して悪くない。
食えないものにはならんだろう。
いいやいいや、冷やしちゃえ。



あー、忘れてた。
別働隊として皮と一緒に煮ておいた櫛切りリンゴなー。
あれは、ムースの上に飾りとして敷き詰めるんだ。

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んでもって、煮汁をゼラチン混ぜて上から注ぐの。
綺麗なピンク色になるかなー、と思ったンだけどなー。



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下のムースがあんまり固まりきってないウチにゼリー液注いだから、少しムースが溶け出してしまった。
しかも、なんか吸収されちゃった?
ゼリー層が思ったほどの厚さになってくれてない。
むー、チョイ失敗。
でも、この手のケーキの上面をゼリーで覆うのは簡単でハッタリが効くからもっと上達したいスキルだ。

とにもかくにも、りんごのムースケーキ、完成ー。


‥‥は、いいんだけども。

台所をふりさけ見れば、山のような洗い物。
使ったボウルや鍋の数も過去最高だし、フードプロセッサーにハンドミキサーに‥‥
けっこう総力戦って感じだ。
これで土台を粉から作っていたら、かなり面倒くさい事になっていただろう。
結局は混ぜて固めるだけなんだから、もう少し段取り良くできそうなもんだが。


ま、いいや。試食試食。


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できたムースはフルフルに柔らかいんだけど、土台のブラウニーがしっかりしてるのと、てっぺんがゼリーで固まっているおかげで切ってお皿に載せるのは意外に楽だった。

おー。
割と美味しそうではないか。
断面がちゃんと層になっている。
すごいすごい。

飲み物は、いつもはブラックコーヒーなんだけど、カフェオレを淹れてみた。
あ、いや牛乳余ってたからだけど。


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上層のプルルンとしたゼリーに包まれたリンゴの甘煮が、ねっとり。
そしてムースがジュワワンと口の中で溶ける。
リンゴの果肉が残るのはご愛嬌。
そして、土台のブラウニー。
リンゴムースの土台にはチョコ味のスポンジがいいらしいってんでこうしたんだが、なかなかどうして。
リンゴの酸味とチョコレートがこんなに合うとは思わなかった。

これは、いい。
もう少し見た目良く作れたら、かなりハッタリの効いたデザートになるだろう。
アレンジが色々効きそうなのもいい。
他のフルーツでもいいんだし。

ゼラチンで固めるムースは、手間と時間を惜しまないなら、少しずつ、何層にもなったムースを作ることはできるんだよな。
そういう手の込んだ事も、ちょっとやってみたいもんだ。
‥‥時間があれば、だけど。


さて、洗い物、やるかぁ。





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