ローストビーフを焼いてみた

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オトコなら、デカい肉。
‥‥‥ボーナス出たからね‥‥。
つい、ムシャクシャしてやった。後悔はしていない。
国産牛モモ肉、1.4kgの肉塊だ。
今日はコレでローストビーフを焼こうという趣向だ。


元はといえば、クリスマスケーキを今年は俺が焼いちゃるけんのぅ、という話から始まったのだ。
「ケーキだけでは寂しい」とオカンがゴネ出したのである。
やはり、七面鳥とは言わないがチキンの丸焼きか何か、スペシャルな料理が必要なのではないかと主張するのだ。
「ローストチキンには興味はあるけど、食べるのが面倒くさくない?大量の骨が出るし。」
「ガラはスープにしたらエエねん。」
「今度はスープの使い道に困るがな。‥‥ローストビーフやったら焼いてもええで。」
「おお、やっぱり肉やな!」
「ああ、肉だ。」
「ほな、頼むで。いい肉使ってなぁー。」

‥‥気がつけば、俺が「自腹で」ローストビーフを焼くという話になっていた。
大概にして欲しい。食材原価がハンパねぇー。

ま、そうは言っても、コレだけ大きな肉塊を焼くというのはやはりワクワクするのだ。
原始のオスの本能のようなものがザワザワする感じ。
嬉しいからもう一枚写真載せちゃう。


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ローストビーフなら、正月のおせちに入れてもいいし、人におすそ分けするのも楽だろう。
(どうせ妹夫婦の家が何割か持っていくのだと思う。)
そんなわけで調子こいて1.4kgの肉を仕入れてきたのだ。
「安くて固い肉やったら食べへんでぇ」
とオカンが言うのでそれなりに良い肉。結構な値段した。‥‥うっへり。



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さて、さっそく焼いてしまいたいところだが。
ここでキゥイフルーツが登場だ。
ちなみに俺の好物ではあるが、オヤツではない。
これで何をするのかというと‥‥




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なにこれ悪魔召喚の儀式?

ひどい絵ヅラになってしまったが、要するにキゥイフルーツの酵素で肉を柔らかくしようという事だ。
パイナップルでも良かったんだけど、生パインは高かったからね。
(ちなみに酵素ってのは熱に弱いので、加熱殺菌されたカンヅメのパインじゃダメなのよ。)
グジュグジュに潰したキゥイを肉の表面にたっぷり擦り込んでしばらく放置。

「‥‥しまった。」
よく考えたら、キゥイ擦り込んでない肉と擦り込んだ肉を用意して比べないと、効果があるのかどうかわからないよなぁ。
ま、そうはいっても後の祭り。



二時間経ったー。
そろそろ始めますかね。




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キウイまみれになった肉を綺麗に洗って、たっぷりの塩とブラックペッパーを擦り込んで、再び放置。
その間に香味野菜を切って切って切りまくる。
セロリにクレソン、パプリカ、ニンジン、タマネギ‥‥
面倒くさいけれど、ここさえ乗り切ってしまえば後は焼くだけだから‥‥



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それじゃ、いよいよ焼きに入ろうか。
まずはフライパンで表面を焼く。
あくまでも焼き色を付けるだけなので、じっくり焼いちゃいけない。
ひっくり返したり立てたりして、満遍なく全体を焼いてやる。
脂の少ないモモ肉なんだけど、それなりに肉汁が出るなぁ。
ま、この肉汁はいずれソースに使うから良いんだけど。




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そしてオーブンへ。
天板にはアルミホイルを敷いて、刻んだ香味野菜をぎっちり敷き詰めた。
まずは220℃で15分。
後は160℃に下げて40分。
なんだ、アップルパイ焼くときとそんなに変わらないな。



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途中でひっくり返したりしつつ、焼きあがりを待つ。
ああ、なん香りだ。
肉の焼ける匂いがキッチンに立ち込めて‥‥
この香りだけでご飯が食べられるぞ。


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上手に焼けましたー。多分。
温度を下げてじっくりじんわり焼き上げたので、ジュウジュウ脂が音を立てるわけでもなし、見た目が特に変化しているわけでもなし、正直なとこ地味な焼き上がり。



ローストビーフはとにかく火加減が命だ。
肉の中心部は赤いまま、でも火は通っているってのが理想。
さて俺のローストビーフちゃんはどうかなー?
って焼け具合を確かめるべく、すぐに包丁を入れたくなるのだけど。

それは、してはイカンらしい。
なんでも、焼けてすぐは肉汁が肉の外側に集まっちゃってるから。
しばらく休ませて、肉汁が満遍なく肉に行き渡るのを待たないと、マズいローストビーフになっちゃうらしい。
それに、オーブンから出しても余熱で肉はまだ焼け続ける。中心部の赤身にほんのり熱を通すためにも、しばらく放置しておくのが良い、らしい。


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ま、そういうことなら、俺はまだソースも作らなきゃならんし、この肉は放っておこう。
アルミホイルで包んで、じっくりと肉汁を落ち着かせるのだ。




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で、その間にソース作り。
肉の下に敷き詰めて一緒に焼いた香味野菜とアルミホイルの上に溜まった肉汁を、さっき肉の表面焼くのに使ったフライパンにブチ込んで、赤ワイン入れてグツグツ煮たてる。
肉汁一滴も無駄にしないぜ。
コンソメと塩、あとほんの少しの砂糖で味付けしたら‥‥



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布で濾して、片栗粉でトロミをつけてグレービーソースの出来上がり。
自分で言うのもなんだが、なかなかいい味のソースになった。
たぶん、野菜のおかげだと思う。
今回、香味野菜を使うかどうか迷ったんだが(手間も費用も増えるし)、使って良かった。



はてさて、二時間ばかり経過して、肉汁も落ち着いたかなー、ってあたりでいよいよ肉の焼き加減を確認だ。


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‥‥うほ。
綺麗なピンク色。
真っ赤にはならなかったが、これはこれで美味しそうなんじゃないか?
どのみち、ウチの親はあんまり真っ赤っ赤なのは嫌がるだろうし。


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お皿に盛って、俺特製ローストビーフ完成!
‥‥なんだけど、お皿に載せると急にショボショボに見えるのは何故だ。
やはり肉の塊をポンと置いただけじゃダメか。
盛り付けとかのセンスを磨いた方がいいな、俺は。




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本来、クリスマス用に焼いたローストビーフなんだが、オカンに自慢げにホレ、と見せたら、とりあえず少し食べてみようという事になった。
まぁそりゃそうだろ。
どうせ1kg以上あるんだ。ちょっとやそっとじゃ食べ終わらないし。


味については、まぁさすがに美味しかった!
肉がジューシーで、肉の味がぎゅっと詰まってて。
スーパーで売ってるローストビーフよりは確実に美味ぇ!

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ま、そもそもがスーパーのローストビーフとは肉の質が違うのだから、美味しくて当然とも言えるが。

「柔らかいなぁー」
オカンも満足げだ。確かに柔らかく焼けた。キゥイフルーツのおかげかどうかはわからんけど。


コストは結構ついたが、でもかかったお金分の価値はあるかなーって思う。
とにかくインパクトは強いし、ハッタリ効きまくりだし。
それになにより、デカい肉の塊を焼くのは楽しかったのだ。

そんなに頻繁に作るようなもんじゃないが、たまにはこういうデカイ肉を料理するのはストレス発散によさそうだ。
マジ簡単だし、自家製ローストビーフ、結構オススメですよん?!






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