「ぐりとぐら」のカステラケーキを焼いてみよう

先日、友達と梅田でメシ食おうぜ、って約束した時の事。
一応、梅田で美味しそうなお店をいくつかチェックしておいたのだが、
グルメサイト廻る中で「ぐりとぐらのホットケーキ」を食べさせる絵本カフェ、ってのを見つけて気になっていたのだ。
結局そのお店には行かなかったんだけれど、フライパンからはみ出たホットケーキの写真が美味しそうでなぁ。
それになんたってネーミングの勝利だ。
「ぐりとぐら」。
ああ、懐かしい。
いずれそのカフェには行ってみようとは思うんだが、その機会を待ってはいられない。
自分で焼こう。「ぐりとぐら」のあのケーキを。フライパンで。

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さてさて、ぐりとぐらのケーキを焼こうったって、かなり雲を掴むような話だ。

今のところ頭にあるのは
「フライパンで直接焼くケーキである」
「確か、そんな複雑な材料は使ってなかった。素朴な感じ。」
「黄色くてモコモコフワフワしてる」
ってイメージだけ。

まずは、調べないと。

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ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること
たべること

ふんふんふーん。
デタラメなメロディで口ずさみながら、アレコレとネットで検索してわかったこと。

・ぐりとぐらが焼いたのはケーキじゃなくて「カステラ」だ。
・材料は卵と小麦粉と砂糖と牛乳。フライパンにバターをたっぷり入れて焼くらしい。
・やっぱり黄色くてフワフワしてる。
・「ぐりとぐらのカステラ」についてはネットで色んな人が作ってるし、レシピ本も出ているらしい。

はてさて。
ぐりとぐらの焼いたのがホットケーキではなくてカステラだとなると少し困ったかも。
カステラは本来は牛乳なんか使わないしなぁ。

ネット上の先人たちのレシピの数々も参考にはするが、皆さんそこらへんは上手いことアレンジしている様子。
共通しているのは「フライパンで焼く」という事くらいか。
公式レシピが無い以上、好き勝手にやっていいってことだ。


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まずはなんたって卵なのだ。
ぐりとぐらだって、アホみたいに大きな卵があったからこそカステラ焼こうとしたのだし。

ちなみに俺は幼稚園のお遊戯会の演劇で、ぐりとぐらの「大きな卵」の役を演じた事がある。
白い服着て、舞台の真ん中でずーっと丸まっているという役だった。
卵を割るシーンで、どひゃー、って手足を広げて「割れてみせる」のが俺の見せ場。
今にして思うと、「卵」を人間が演じる必要はあったのだろうか。
食材やん。

そんなことはいいとして。
卵黄3個に砂糖30gと牛乳少々(30ccくらいかな)を入れて、シャカシャカねっとりと掻き混ぜる。
卵白のほうは砂糖50gほど混ぜて、ガーッとメレンゲに。
こないだ焼いたシフォンケーキと同じやり方だ。
ぐりとぐらの絵本ではこんな事してなかったとは思うんだが、ベーキングパウダー無しでフワフワにしようとしたら、こうするしかなかった。


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メレンゲと卵黄をあわせて、ガーッと掻き混ぜつつ薄力粉を50gほどふるい入れる。
本当はカステラなら強力粉なんだけど‥‥
まぁ、カステラとパンケーキの中間くらいを目指そうかなってことで。
欲を言えばここでバニラエッセンスとか入れたかったんだけどねぇ。
ともかく、これで生地完成。


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フライパンにバターをたっぷり溶かす。
生地にバター使ってない分、かなり多めに。


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高いところから一気に生地をダバーッと。
これは空気抜くため。

少しアレンジしているとはいえ、一応はカステラ生地だ。
本当なら型に入れてオーブンで焼くべき生地を、フライパンで焼くんだから、少し慎重になる。
ちゃんと焼けるかなぁ。


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「ブ厚いカステラをフライパンで焼く」
「でも焦がしちゃいけない」
両方やらなくちゃならないのがお菓子作りの辛いところだな。
覚悟はいいか?俺はできてる。

覚悟というか、すっごい時間がかかりますよ、ということなのだけど。
なにしろ焦がしちゃいけないから、超弱火でトロトロ焼かなくちゃなんない。
焼きながら読書とかしちゃうレベルだ。


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単に弱火で長時間焼くだけならキッチンから離れる事もできるんだけど、
弱火の上に、数分に一度、フライパンを濡れ布巾の上でジューッって冷まさなきゃなんないのよ。
これしないと焦げてしまうから。


本を読みながら、ジュー、ジューって冷ましながら。
ゆっくりゆーっくり。
こんな手間のかかるケーキは初めてだ‥‥!


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だいたい40分ほど経過。
全体にプーッと膨らんできて、下の面はいい感じにキツネ色に焼けているっぽい。
だが、上面はまだ生のままだ。
普通ならここでひっくり返して焼けばいいんだ。
上下こんがりキツネ色の美味しそうなカステラになるだろう。
だけど、俺としては、絵本のような黄色いカステラにこだわりたかった。
ひっくり返してしまうと、黄色く仕上がらない。
でもこのままではいつまで経っても焼きあがらない‥‥!


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困りに困った挙句、苦し紛れに少しだけ差し水をして、フタをかぶせてやった。
蒸し焼きにしてやろうという作戦だ。

こんなことして大丈夫かなー、と悩んでたんだけど。



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今調べたら、ぐりとぐらもフライパンにフタしてたわ。
ならば全然オーケー。むしろ原作に忠実。

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よっしゃ、焼けた!
たっぷり小一時間焼き続けて、ついに完成。
これが俺式「ぐりとぐらのカステラ・ケーキ」だッ!!


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すかさずフライパンの上からハチミツをとろーりとかけてやる。
ちなみにこんなに弱火でトロトロ焼いたケーキでも、火を止めるとすこし縮むんだなぁ。
メレンゲで膨らます系のお菓子は、とにかく縮む。



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せっかくのフライパンで焼いたんだ。
お皿に移さず、あえてフライパンのまま食べるのが正解だろう。
いやもう、とにかくいい香り。
写真撮るの忘れて、つい一口、二口ほど食べちゃうくらいに蠱惑的な色と香りだ。
ひっくり返して焼くのをガマンした甲斐があった。
おひさま色のケーキ、いただきます!


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見よ、このフワフワっぷり。
カステラとも違うし、ホットケーキとも違う。
シュワシュワとろーんと口中で溶けるこの感じは、スフレに近いか。
つーか生地の成り立ちや蒸し焼きにしたところも確かにスフレっぽいしな。

全体にシンプルで素朴な味。
卵の味がする。

ムチャクチャうめえ!


いや、懐かしいというだけで突発的に焼いた割には、うまくいったと思う。
美味かった。
でもすんごい手間かかるから、二回目にまた作るかはわからんなぁ。


ハクション大魔王のハンバーグしかり、ギャートルズのマンモス肉しかり。
マンガやアニメや絵本や、そういうフィクションに出てくる「憧れの食べ物」を自分で作ってみるというのも楽しいかもしれないなぁ。
そういう方向のクッキングも楽しそうだ。
次は何を作ろうかなぁ?



このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること
たべること ♪




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この記事へのコメント

すもも
2013年01月05日 14:30
今年一番のニヒッ! フライパンの蓋! 作ってみたくなりました。

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