ファンロードが休刊ですって

ファンロードが休刊、とのニュースを見て、思わず最終号を買ってきてしまった。
何年ぶりだろう。20年ぶりくらいか。
たまに本屋で見かけて、
「まだあったんだこの雑誌‥‥」って懐かしむ存在だったんだけど、
とうとうなくなっちゃうか。

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ファンロードは、読者からの投稿ハガキで構成された雑誌だ。
イラストやら文章ネタやら、みんなこぞってハガキ出して、載った載らないで一喜一憂して。
まぁ、簡単に言えば、オタク雑誌だ。
コミケとか同人誌とか、コスプレとか、
なんにも知らない中学生に
「こんな世界もあるんだよー」ってオタク世界への道を開くような雑誌だったな。


俺は、中学生から高校生くらいまで、ファンロードのハガキ職人だった。
ローディスト、っていうんだっけな。
文章ネタも、イラストも、たまーに掲載されるレベルだったけど、
自分の書いた文章や絵が印刷されて、全国の本屋に並ぶのに興奮したっけ。
なつかしいな。
(ちなみにハイヤングKYOTO水曜日のハガキ職人もやってた。ネタ師やね俺)


ええと、昔のファンロード、まだ何冊か持っていたよな‥‥
一番古いのは‥‥1985年の4月号か。

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うへぇ、24年前。
俺が現役でハガキ送ってた頃で‥‥まぁ、俺のネタが載ってるから残してあるんだけども。


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うん、古いね。エルガイム特集だし。
キャプテン翼とかブームの頃か。

あの時代を共に生きた連中は今、何をしているんだろう。
ローディスト集会でスケッチブックに落書きしあったっけな。
おそるおそるペンネームを告げたら、「知ってるよ、ああ、あの!」と言ってくれたお兄さん。
北斗の拳の展開について熱く話し合った、名前も知らない女の子。
今はみんな立派な中年になっているんだろうな。


そして24年後の今日、最新号にして最終号のファンロードをパラパラとめくる。
表紙のカモノハシも、「コミックからSFまで~」のキャッチフレーズも、昔のままだ。

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シュミ特にアミバの項があって笑った。まだやってたのか。
ファンタニカ、見たいもの&見せましょう、イラスト☆ラボ‥‥
変わってないなぁ。
ハガキ職人も知らない名前ばかりだが、この馴れ合った空気は変わってない。
懐かしい、居心地のいい空気。
でも、やっぱり、子供の頃によく遊んだ公園、みたいなもんだ。
今更、このノリにはついていけない。
「猫の森には帰れない」って谷山浩子も歌ってるだろう(古い)


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編集長はイニシャルビスケットのKさんのままだった。
当然だ。ファンロードはこの人にしか作れないさ。
何十万人、いや何百万人のオタクを育てたんだこの人は。


そのファンロードも休刊、か。
続くわけ無いんだよな。
今はネットでなんぼでも自分の作品を発表できるし、
にちゃんねるだってニコニコ動画だってあるし。
わざわざハガキ書いて送って‥‥なんて、続くわけが無い。
役目は終えた、のか?


オタクの歴史がまたひとつ、終わったという事か。
ファンロード。
俺の青春の一要素ではあったな。

痛い青春だけど。



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