カーネーションを贈ってみた

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カーネーションの鉢植えをオカンにプレゼント。
母の日には少し早いんだけど、10、11日と東京旅行なもんで。
本当はもう少し気の利いたモノを贈りたかったんだけど
とにかく無趣味な人だからなぁ。

オカンは「あらー。」とか言いつつも満更でもない様子。


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そして足元では「食べ物?ねえそれは食べ物なの?」
とオカンの足にすがりつく犬。食べ物じゃねぇよ。

オカンは「アンタは一人で大きくなったような顔をしている」と俺をなじるのだけど、
いやいや、感謝はしているし、今の俺を方向付けたのは紛れもなくオカンだと思うんだが。

小さい頃、俺は「本でも雑誌でも、活字を与えておけば大人しくしている子供」だったそうだ。
なもんで、例えば親戚の家に行くとか、法事とか、そんなときは本屋で子供向けの雑誌を買ってもらえる事になっていた。
絵本は買ってもらえなかったな。文字数が少なくてすぐに読んでしまうから。
たいてい、小学館の学習雑誌だった。

オカンは偉かったなぁ、と今にして思うのは、
絶対に俺を本屋に連れて行って、俺に選ばせてくれたところ。
俺が小3なら、「小学三年生」を買ってきてホレ、と渡せばいいのに。

んで、俺が例えば、小3なのに、付録がそっちのほうが豪華だからと「小学五年生」を欲しがったとしても、それを買ってくれたんだ。
「別に3年生だからって「小学三年生」を読まないといけない、という事はないんやで。好きなモンを読めばいい。」
って言って。
俺にしても、「小学三年生」は友達に借りればいいから、
自分はあえて違うヤツを買ってもらったほうがトクだ、と思って、いつも付録の内容で雑誌を選んでいた。

多分オカンには特別な考えは無かったんだろう。
どうせなら文字が多くて読むのに時間がかかるほうがオトクだ、程度の事だったのかもしれない。
でも、オカンのこの言葉は今でも俺の考え方の基本中の基本になっている。

オトコだからって少女マンガを読んじゃいけない理由は無い!とか、
大人だからってオモチャ買ってはいけない理由は無い!とか
主にダメな方向に、だけど。

もしあの時、「お前は小3なんやから、「小学三年生」にしなさい!」って言われていたら、今とは違う人間に育っていたよなぁ。
もっと協調性があってルールを重んじる人間になっていたかもね。
まぁ、どっちがシアワセだ、という話ではないんだ。

当のオカン本人は、そんなフリーダムな人間ではない。
むしろ、「皆と同じ」にこだわるタイプなのが面白い。

だからやっぱり、世間と同じく、ベタベタだけどカーネーションを。
感謝を込めて。

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