そういうこともあるだろう

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zoom RSS 厄除け観音に行ってきた

<<   作成日時 : 2011/02/04 13:31   >>

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本人まったく興味もないし気にもしていなかったんだけど、どうやら俺は「前厄」というものに当たるらしい。
「42歳が本厄やから、その前の41歳が前厄。」
「だけど俺は41歳じゃありませんのだ。」
まだギリギリ30代やっちゅーねん。
「そやからなぁー‥‥」
母親から「数え歳」という概念をくどくど説明されて、しぶしぶ納得した。

いや、知ってたけどさ、数え歳くらい。
‥‥40代扱いされることに抵抗があったの。微妙なお年頃なのだ。


で、厄年であるからには「厄払い」にいかねばならない、らしい。


「そやから、今度「立木さん」へ行ってきなさい。節分までに行くんやで!!」
と、オカンが言う。

「立木さん」とは滋賀県の「立木観音」のこと。
京都では厄払いにはこの「立木さん」に参拝に行くのがポピュラーなのだ。


とは言え‥‥
立木さんは琵琶湖のずっと南の、交通の便の悪い場所にあるし、しかも山の上まで延々と石段を登らなければいけないらしい。

石段とか階段とか、大キラーイ!

正直、あまりの面倒くささにゲンナリしていると、妻が
「私も一緒に行ったげるよ♪」
と会社の休みを取りやがった。


ああ、もはや逃げられぬ。行かねばならぬ厄払い。
仕方ない、デートのつもりでちょいと行って来よう。



そんなわけで、締切りギリギリの2月3日、二人でバイクにタンデムしてひとっ走り行ってきた。


一号線で浜大津に行き、そこで昼飯食べてから湖岸道路を南へ南へ。
瀬田川に沿って走る。


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南郷温泉を越えたあたりに、わりと唐突に「立木観音」への入り口はあった。
登山口みたいな石段の脇に、ここが参道のスタート地点であることを示す碑が建っている。




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石段の前にはご丁寧にも「石段は700段ありますよー」みたいな事が書かれている。
ゲンナリだ。


「おおー。ここから登るんやねー。」
石段をやたら登らなければならない、と聞いた瞬間から、妻は妙にノリノリだ。
多分、俺に運動をさせられるのが嬉しいのだと思う。
リュックサック背負って、ポカリスエットのペットボトルとか用意して、すっかりピクニック気分だ。

「700段やよ!!頑張ろうねぇ!!」
いや、あくまでも厄払いであって、石段登りに来たわけじゃないんだけど‥‥


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えっちらおっちら、石段を登る。

ところで、俺の職場は建物の6階にある。
階段で6Fに上がっているんだけど、その階段が(数えたことないけど)合計100段くらいあるとして、700段って言ったらその7倍かぁ‥‥
なんて思っていたんだけど、全然甘かった。
ゴツゴツした石段はビルの階段とは比べものにならないくらい段も大きく、そんなにトントンと上がれるものではない。


石段は山の斜面をジグザグに折り返して作られている。20段程度登っては、踊り場で休憩して、向きを変えてまた登るという感じ。

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踊り場には有難いお言葉を記した碑や、立木観音の由来を綴った立て看板なんかがあったり。


「も、もう駄目だー」
「ほら、少しずつ登ればいいからね!!」
ありったけの弱音を吐きまくり、妻に励まされ。
ちょっと登るたびにゼェゼェと休憩しながら、えっちらおっちら。
なんだこの苦行は。
ていうかこれが既に「厄」だろ。


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果てしなく続くかと思った700段を踏破し、ようやく立木観音に到着ー。
節分だからなのか、厄払いの締切日(?)だからなのか、境内にはけっこう大勢の人がいて、ざわざわと賑わっていた。
お年寄りも多いんだけど、俺と同年代のオッサンもいれば、若い女の人もいるなぁ。


で、厄除けって結局のところ、何をするのかと妻に聞くと、要するにお札をもらって、参拝して帰ればいいらしい。
もっと祈祷とか受けるんかと思っていたが。

お札については、札授所でお金を払って名前と年齢、住所を告げると、祈祷済みのお札を後日、自宅へ郵送していただけるというシステムだった。
届いたら、枕元にそのお札を貼っておけばいいらしい。



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参拝については本堂からさらに石段を登って、裏の「奥の院」で鐘を一つゴィーンと撞いて祈るというもの。
山の中の寺院、その厳かな空気の中、妻と二人でいそいそと奥の院に向かい、鐘を撞く。

さて、何を祈ればいいのかな。
厄年ですが何も悪い事がありませんように、でいいのかしらん。

ふと横を見ると、妻が真剣な顔で手を合わせていた。
妻は何を祈ったのか気にはなったが、あえて聞かなかった。


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奥の院から下りの石段を降りて、境内に戻ると、本堂の上から餅を撒いていた。
そっか、節分だからな。


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うまく受け取れるかしらん、と思いつつ、ヒョイと腕を上げると、掌の中にスポッとお餅の包みが飛び込んできた。
おお、なんだかラッキーだ。
妻もなんとか一包、受け取れたとのことで一安心。


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参拝の終わった人には、柚子湯が振舞われる。
柚子のいい香りと、ほんのりとした甘みに癒されるなぁ。
この甘味は蜂蜜だろうか?

「ダーリン今日は頑張ったねぇ。」
柚子湯の湯のみを両手で包んで冷えた指を温めながら、妻がニコニコと笑いかけた。

妻としては、とにもかくにも俺が700段の石段をゼェゼェ言いながらも登り切ったのが嬉しいのだとのこと。
‥‥いや、俺そんなに根性無しだと思われている?
まぁ、本当に厄年で病気やケガでもしたら、そもそも参拝にも来られないわけで。
そういう意味ではこうして山の上の寺院に登ってこれらるだけ、まだまだ体力が残ってて宜しいということなのかなぁ。

「来年は本厄、その次は後厄。あと二回、お参りに来なあかんねぇ。」
と、妻。
実際のところは、後厄の歳に受け取ったお札を返す必要があるから、あと三回来なきゃならんのだろう。

三年後には、もうちょい身体も軽く体力もついて、ヒョイヒョイと石段を登れるといいのだが。

「来年はもっと体重落としとかないと、しんどくてかなわんなぁ。」
「今日はいっぱい運動したからね。きっとダイエットになっているよ。」
妻が笑った。



再びバイクで京都まで。
まっすぐ帰ると時間的に中途半端だからって、チョイと寄り道して喫茶店で休憩ー。


「お腹すいたねぇダーリン!!」

‥‥お茶するだけのつもりだったのになぁ。


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妻はチーズケーキとレモンティー。
そして俺はリンゴのキャラメリゼを注文して‥‥


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今日がんばって石段登った分のカロリー消費、これでチャラ‥‥!!

あーあ‥‥

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